うつ病の原因であるストレスについて学ぼう

婦人

高まるリスク

頭を抱える男性

現代病と呼ばれて久しいうつ病ですが、今は一般社会にもその病気の理解度が深まっているといえます。うつ病の原因や予防策、治療方法なども広く知られるようになっているので、以前よりは、うつ病患者にとっても治療をしやすい環境が整ってきているはずです。もちろん、情報化社会といっても地域によってはまだまだ格差はあるのが現状です。そのため、情報が少なくてうつ病に対する認識が薄いケースもあるといえます。しかし、インターネットを活用できる環境であれば、うつ病に対するさまざまな知識を簡単に手に入れることができます。一人で悩まなくても、患者同士で交流できるコミュニティサイトもあるでしょう。そうしたインターネットの情報網を利用することで、昔よりははるかに良い状況で治療を始めることができるのです。
では、うつ病の原因をおさらいしてみましょう。まず、うつ病になる原因は決して一つではなく、原因と結果が明確な短絡的なものでもありません。逆境に立たされて落ち込んでいると発症するというようなことでもなく、さまざまな要因が複雑に絡み合って、発症するケースが多いのです。それには遺伝的な要素も大きく影響してきます。しかし、遺伝だけの問題でもありません。環境や本人の性格といったことも深く関与してくるのです。そのため、本人はもちろん周囲の人間も患者のうつ病に気づくことが遅くなることがあります。普段は明るくて快活な人柄の人であればより一層病気に気づきにくくなることが問題として挙げられます。ただし、家族や親戚など血縁関係者にうつ病を発症している患者がいる場合は、リスクが高まることを認識しておいてよいでしょう。家族であれば、2倍から3倍はリスクが高まるという結果も報告されています。特に一卵性の双子の場合は、より高い確率で発症することがあるといいます。こういったことから、遺伝的な問題がまずはうつ病の原因としては大きく影響してくるのは間違いないのです。